明日は君の旅立ちの日

わたしの思い出話を少しと、これまでの感謝を。

今でも忘れない光景。

もしかしたら思い出補正がかかってたり、当時のことの想像で補われてたりするかもしれないけど。

• 小学2年生のとき、クラスの女子が持ってきた雑誌（ちゃおとか小学○年生とかの類い）をみんなで見てた。

そこではじめて 嵐 を知った。
いちばん人気は櫻井翔くん。

• 友だちに借りたARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYOのDVD。

紫色の背景に黄色のAのモチーフ。

ピアノで虹を弾き語る二宮くんに堕ちた。

• 初めて嵐に会ったのはアラフェス'13だった。

国立競技場なんて嵐を好きじゃなかったらきっと人生で踏み入れることなかった。

Still...の冒頭、二宮くんがアカペラで歌う姿と夜空に響く歌声に胸がキュってなった。

「1番になって必ず戻るから、ここ国立に！」

お約束のフレーズは、それから7年もあったから正直半信半疑だった。

ライブの発表を聞いたとき、有言実行する嵐はさすがだと思った。
こうなるなんて、誰も悪くないから悔しいね。

• 人生初めての遠征は2015年のJaponismツアー、名古屋だった。

11月7日

始発だったか、早朝の新幹線で母と向かった。
新幹線の中で朝日を見たからきっと始発だったんだろう。

名古屋に着いてそのままドームに向かった。

グッズを買い終わり、ドーム横のAEONにあるスタバに行った。お姉さんがカップに嵐マークを書いてくれた。うれしかったな。

初めてのアリーナ席もこの日だった。

Bブロックの前から7列目というわたしの中で今でも更新されることのない所謂 神席 だった。

1曲目のSakuraで、目の前に現れたのは自担だった。

気付いたら涙が溢れて止まらなかった。

出逢ってから約13年。

あお あか みどり きいろ むらさき
なんでもこの5色で揃えた。

なにか色を選ぶなら迷わず きいろ だった。

設定するパスワードには結成日やデビュー日を入れた。

角度違いや目線違いの写真もたくさん買った。

本当に、本当に楽しかった。

知らなかった感情をたくさん教えてもらった。

見ることのなかった景色もたくさん見せてもらった。

5人が揃えば最強だった。

嵐がわたしの一番星だった。

二宮くんへ

どの時代でも、どの時期でも、

二宮くんは
一番かっこよかったし
一番かわいくて
一番大好きだったよ。

ビジュアルだけでいうと短髪アッシュ期の二宮くんはお気に入りだった。

髪染めNGなのかな？って思うくらいずっと黒髪だったけど、それもそれで好きだった。

二宮くんのファンでいて一番嬉しかったことは、

第39回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を取ったとき。

名前を呼ばれた瞬間、嬉しそうな二宮くんと手を握ってくれた吉永さんの姿を見て涙が止まらなかった。

次の日、観る予定なんてなかったけど急いで調べて地元で唯一まだ上映していた小さな映画館に行った。
座席指定じゃなくて、整理券順に入って好きな席で見た。通路にパイプ椅子が並べられて、上映されてから3ヶ月も経つのに超満席だったよ。

思い出を話せばキリがない。

顔が可愛くて、賢くて、頭の回転が早くて、歌が上手で、ダンスが踊れて、楽器が弾けて、作詞作曲ができて、先輩に可愛がられて後輩に慕われて、おじさんキラーで、芸人キラーで、スタッフさんの名前は全員覚えていて、手がハンバーグみたいで、眉毛はまろで、みんなから「ニノ」って呼ばれて愛されていて、

好きなところはたくさんあったのに、

結局最後の最後まで二宮くんのことはよくわからなかったな。

今まで本当にありがとう。

これからもどうか健康で、お元気でいてください。

明日、楽しみにしてます。

あっそうだ。見ないで書いたくんのステッカー、わたしの部屋の机に貼ってあるよ。

これはずっと自慢にするね。

おしまい。